Mayaの音楽ルーツ|歌を始めたきっかけと『LOST10』主題歌までの歩み

Mayaの音楽ルーツをテーマに、ギターを抱えた女性のイラストと『LOST10』主題歌までの歩みを組み合わせたビジュアル ソロアーティスト
項目プロフィール
活動名Maya(マヤ)
活動形態シンガーソングライター
活動拠点アメリカ・ニューヨーク
主な使用楽器ギター、ピアノ
初のソロ配信作品「Red Lights」(2025年)
メジャーデビュー曲「LOST」(2026年)

TBS系ドラマ『LOST10(ロストテン)』の主題歌「LOST」を歌うMaya(マヤ)は、アメリカ・ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライターです。

2023年、TikTokに投稿したギターの弾き語りが注目を集め、菅野よう子によるHondaのCM楽曲やm-floとの共演を実現。2025年には初のソロ配信シングル「Red Lights」を発表し、2026年には『LOST10』主題歌「LOST」がメジャーデビュー曲となりました。

Mayaの音楽の原点は、小学3年生の頃から夢中になった歌と、アメリカ留学中に始めた弾き語り投稿にあります。

幼い頃から歌うことが好きだった少女は、中学時代にビリー・アイリッシュの歌い方を研究し、高校時代のアメリカ留学を経て、自分の歌声を世界へ届けるようになりました。

その歌声は、やがて著名な音楽家たちの耳に届きます。カバー曲を歌う活動から、自分自身の言葉で楽曲を作る活動へ。Mayaが歩んできた道には、歌い方への探究心と、さまざまな音楽家との出会いがありました。

音楽史の段階Mayaの歩み
音楽の原点小学3年生の頃から歌に熱中。中学時代にはビリー・アイリッシュの歌唱を研究
初期活動2022年頃からTikTokに弾き語りを投稿。2023年のカバー動画が注目を集める
重要な出会い2024年、菅野よう子の楽曲とm-floの「HyperNova」に参加
ソロデビュー2025年8月、Kerim Wilhelmらと制作した「Red Lights」を配信
創作活動の発展2026年、Rol3ertとの共作「ROMANTICIZE」や日本語・英語による「Your Skin」を発表
メジャーデビュー2026年、ドラマ『LOST10』主題歌「LOST」を書き下ろし、メジャーデビュー曲として発表

Mayaの音楽の原点|小学3年生から歌に熱中

Mayaが音楽に親しむようになったのは、アーティストとして注目されるよりもずっと前のことです。

小学生の頃から歌うことに夢中になり、音楽の好みや歌唱表現を少しずつ広げていきました。さらに、幼少期から取り組んでいたチアリーディングも、歌うための身体感覚を育む経験となっています。

幼少期の歌とチアリーディング経験

Mayaは幼い頃から歌うことが好きで、小学3年生の頃には特に歌に熱中するようになりました。

音楽と並行して取り組んでいたのが、5歳から14歳まで続けたチアリーディングです。

チアリーディングでは日本代表として活動した経験もあり、長年の練習を通じて体幹やリズム感を培いました。The Orchard Japanが2025年8月に発表したプロフィールでも、この経験と歌唱との関係が紹介されています。

チアリーディングと歌は異なる表現方法ですが、どちらも呼吸や身体の動き、リズムを意識する活動です。Mayaにとって、歌に夢中になった幼少期は、音楽に必要な身体感覚を身につけていく時期でもありました。

小学5年生になるとJ-POPにも親しむようになります。その後は洋楽にも関心を広げ、邦楽と洋楽の両方を歌う活動へとつながっていきました。

ビリー・アイリッシュの歌唱を研究した中学時代

Mayaの歌唱表現を考えるうえで重要なのが、中学時代に出会ったアメリカのシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュです。

Mayaはビリー・アイリッシュの歌い方に関心を持ち、その歌唱方法を研究しました。

特に意識したのは、息を含ませた繊細な声の表現です。

息の混じった歌い方を身につけ、表現力の幅が広がった

出典:The Orchard Japan「Red Lights」リリース発表(2025年8月3日)に掲載されたMayaの発言

この発言から分かるのは、Mayaが好きな歌手の曲を聴くだけではなく、実際の歌い方を研究し、自分の表現に取り入れていたことです。

強く声を張り上げるだけでは伝えられない感情を、声の質感や息遣いによって表す。こうした歌唱への関心は、のちに発表する「Red Lights」などの楽曲にもつながっています。

ビリー・アイリッシュとの出会いは、Mayaが歌い方そのものを探究するきっかけの一つでした。

アメリカ留学とTikTokが音楽活動の転機に

Mayaが自分の歌声を多くの人に届けるようになったのは、アメリカ留学中のことです。

慣れない環境で過ごしていた時期に、アコースティックギターで歌う動画をTikTokに投稿。その歌声が国境を越えて広がり、音楽家としての活動を始める大きなきっかけになりました。

留学先で始めたギターの弾き語り投稿

高校進学後、Mayaはアメリカへ留学しました。

ただし、新しい環境にすぐなじめたわけではありません。

The Orchard Japanの公式プロフィールによると、留学先の生活になじめなかった時期に、興味本位でTikTokへアコースティックギターの弾き語り動画を投稿したことが、活動の転機になりました。

Mayaは2022年5月頃から、弾き語りによるカバーやオリジナル曲をTikTokに投稿していたことが音楽メディアで紹介されています。

当初から大規模な音楽活動を計画していたというより、身近な方法で自分の歌を発信することから始まった活動でした。

アコースティックギターと自分の声を使った投稿は、特別に大がかりな演出がなくても、歌声そのものを聴いてもらえる表現方法でした。

留学中の弾き語り投稿が注目された経験は、Mayaが本格的な音楽活動へ進む自信につながりました。

これは、音楽活動を始めた時期と、広く注目されるようになった時期を区別すると理解しやすい出来事です。2022年頃から投稿活動があり、2023年のカバー動画によって認知が大きく広がっていきました。

「Just the Two of Us」などのカバーが注目

2023年、MayaがTikTokへ投稿したGrover Washington Jr.の「Just the Two of Us」のカバー動画は、500万回を超える再生を記録しました。

さらに、Måneskinの「Beggin’」は400万回以上、Vaundyの「napori」は700万回以上再生されたと、ソニーミュージックの公式プロフィールで紹介されています。

これらの選曲からも、Mayaが洋楽と邦楽の両方を歌っていたことが分かります。

「Just the Two of Us」のようなソウルやR&Bに親しみのある楽曲、ロック色の強い「Beggin’」、日本語の歌詞を持つ「napori」。異なる特徴を持つ楽曲を弾き語りで表現していました。

ただし、カバーした楽曲のすべてが本人の音楽的な影響源だったと断定することはできません。それでも、初期の投稿から幅広い楽曲に取り組んでいたことは、Mayaの音楽活動を知るうえで重要です。

このTikTokでの注目は、再生回数が伸びただけでは終わりませんでした。

投稿された歌声がプロの音楽家に届き、Maya自身が楽曲制作へ参加する機会が生まれていきます。

Mayaの公式Xでは、アーティストとしての活動を振り返る紹介動画も公開されています。

Hondaとm-floとの出会いで広がった音楽活動

TikTokで注目を集めたMayaの歌声は、2024年に大きな転機を迎えます。

音楽プロデューサーの菅野よう子が歌声に注目し、Hondaのグローバル企業広告の楽曲に参加。さらに、m-floの「loves」シリーズにも迎えられました。

それまでの弾き語り投稿とは異なり、ほかの音楽家とともに作品を作り、完成した楽曲を世に届ける活動が広がっていきました。

菅野よう子が歌声に注目した「Blue feat. Maya」

2024年1月、MayaはHondaのグローバル企業広告「MOVE」篇に使用された楽曲「Blue feat. Maya」に参加しました。

楽曲を手がけたのは、数多くの映像作品や広告音楽で知られる音楽家・菅野よう子です。

ソニーミュージックの公式プロフィールでは、菅野よう子がMayaの歌声に注目したことが、起用のきっかけとして紹介されています。

これは、Mayaにとって大きな変化でした。

TikTokでは、自分で選んだ楽曲を自分の演奏と歌声で届けていました。一方、「Blue feat. Maya」では、すでに制作の方向性を持つ作品に歌唱者として参加しています。

広告映像のために作られた音楽の中で歌う経験は、個人の弾き語り投稿とは異なる共同制作の場でした。

自分で投稿した歌声が音楽家に届き、実際の作品への参加につながったこと。これがMayaの初期キャリアにおける重要な転機です。

m-flo loves Maya「HyperNova」と初フェス出演

2024年7月31日、Mayaはm-floとのコラボレーション楽曲「HyperNova」に参加しました。

この作品は、m-floがデビュー25周年を迎えた時期に発表された「loves」シリーズの楽曲です。

m-floは、それまでにもさまざまな歌手をゲストに迎えて楽曲を制作してきました。その新たなコラボレーション相手として選ばれたのが、当時まだソロデビュー前だったMayaです。

エイベックスの公式発表によると、m-floのメンバーがSNSでMayaの歌声を聴き、直接声をかけたことから共演が実現しました。

「HyperNova」では、ジャージークラブの要素を取り入れたダンスミュージックに、Mayaのボーカルが組み合わされています。

2024年10月には、同曲のアコースティックバージョンも配信されました。

m-floのメンバーは、このバージョンでMayaのボーカルとVERBALのラップ、アコースティックギターの調和を重視したと説明しています。

同じ楽曲でもアレンジによって歌の表情が変わることを示した作品でした。

また、Mayaは『SUMMER SONIC 2024』でm-floとのコラボレーションパフォーマンスを披露し、自身初のフェス出演を経験しました。

それまでTikTokを通じて歌を届けていたMayaが、大きな音楽フェスのステージで観客に歌声を届けるようになったのです。

こうしてMayaの活動は、SNSでの弾き語りから、広告音楽、アーティスト同士の共同制作、ライブパフォーマンスへと広がっていきました。

「Red Lights」でソロデビュー|初セッションから生まれた楽曲

Hondaやm-floとの共演を経験したMayaは、2025年8月6日に初のソロ配信シングル「Red Lights」を発表しました。

この曲は、ニューヨークを拠点とする音楽プロデューサーKerim Wilhelmとの出会いから生まれた作品です。

それまでに培ってきた歌唱表現を、自分自身のオリジナル楽曲として形にする段階へ進みました。

Kerim Wilhelmとの共同制作

「Red Lights」は、グラミー賞ノミネート経験のある音楽プロデューサー、Kerim Wilhelmとの初セッションで共同制作された楽曲です。

Kerim Wilhelmは、Mayaの初めてのソロ作品でプロデュース、録音、ミキシング、マスタリングを担当しました。

楽曲の作詞・作曲にはMayaとKerim Wilhelmのほか、Mitsu.J、Tadashi James Beddieが参加しています。

「Red Lights」は、Mayaが共同制作者と向き合い、自分自身のオリジナル曲を作る経験から生まれたソロデビュー作品です。

曲の発想につながったのは、英語圏で問題の兆候や危険信号を意味する「Red flags」という表現でした。

楽曲では、危険だと分かっていながら惹かれてしまう恋愛感情が描かれています。

「Red Lights」というタイトルには、相手との関係を進めるべきではないと分かっていても、気持ちを止められない状況が重ねられています。

身近な言葉や感情を楽曲の物語へ変える方法は、のちの「ROMANTICIZE」にも見られるMayaの創作表現の一つです。

初シングルに込めた思いと歌唱表現

「Red Lights」は、恋愛における危険信号を題材にしながら、Maya自身の意思も込められた作品です。

The Orchard Japanのリリース資料では、楽曲に登場する、相手にもう捕まらないという趣旨の言葉に、アーティストとしての決意も込められていると説明されています。

歌詞の中で描かれる人物の感情と、作品を世に出すMaya自身の思いが重なっている点も、この曲の特徴です。

また、中学時代から研究してきた息を含ませた歌い方も、楽曲の表現に生かされています。

歌声の強弱だけに頼らず、息遣いや声の質感によって感情を伝える表現は、Mayaが幼い頃から積み重ねてきた歌唱経験と結びついています。

「Red Lights」の公式ミュージックビデオでは、ソロアーティストとして発表した最初の楽曲と、その歌声を確認できます。

2025年9月21日には、J-WAVEの『SAISON CARD TOKIO HOT 100』で「Red Lights」が4位にランクインしました。

さらに同年11月には、細田守監督のアニメーション映画『果てしなきスカーレット』の挿入歌「祝祭のうた」に参加。離婚伝説の松田歩とともにボーカルを担当しました。

「Red Lights」の発表によって始まったソロ活動は、その後の共同制作や映像作品への歌唱参加にもつながっていきます。

Mayaの曲作り|日常の言葉から音楽を生み出す

ソロアーティストとして楽曲を発表するようになったMayaは、歌うだけでなく、作詞や作曲にも取り組んでいます。

その創作方法を知るうえで重要なのが、2026年に発表した「ROMANTICIZE」と「Your Skin」です。

どちらの楽曲にも、身近な物や言葉、感情の変化を音楽として表すMayaの考え方が反映されています。

Rol3ertとの初セッションで完成した「ROMANTICIZE」

2026年5月13日、MayaはシンガーソングライターのRol3ertとの共作曲「ROMANTICIZE」を発表しました。

楽曲のテーマは、過ぎ去った時間や失われた関係を、実際よりも美しいものとして思い返してしまうことです。

「ROMANTICIZE」は、MayaとRol3ertが初めて一緒に行ったセッションで生まれました。

Rol3ertはThe Orchard Japanの発表で、初セッションの日に歌詞とトラックがその場で完成したと明かしています。

制作は、あらかじめ完成した構想を一方が持ち込むだけの形ではありませんでした。

二人の会話の中から共通する感覚を見つけ、その場で曲のテーマが決まったとRol3ertは説明しています。

トラック制作はビートメイカーのA.G.Oが担当。浮遊感のあるシンセサイザーと控えめなビートの上で、MayaとRol3ertの歌声が重なる楽曲に仕上がりました。

一方、Mayaが作詞で意識したのは、日常の中に存在する具体的な物を歌詞へ取り入れることでした。

ギター、ヘアゴム、ポラロイド、二段ベッド。こうした身近な物を手がかりに、関係が壊れてしまった架空の二人の物語を描いています。

どれだけ自分の要素を入れられるか

出典:The Orchard Japan「ROMANTICIZE」リリース発表(2026年5月7日)に掲載されたMayaの発言

Mayaは、ソングライターとしてこの点に強いこだわりを持っていると語っています。

身近な物をただ並べるのではなく、それぞれを物語の中に置くことで、登場人物の関係を想像できるようにしているのです。

例えば、ポラロイドは過去に残された記憶を、ヘアゴムは一緒に過ごした相手の気配を感じさせる小道具として登場します。

そこに男女の掛け合いを加え、別れた後も過去を美化してしまう二人の気持ちを描いています。

日常にある具体的な物から、聴き手が情景を想像できる物語を作ること。これが「ROMANTICIZE」で示されたMayaの作詞方法です。

初めてのセッションから生まれた楽曲でありながら、本人が大切にする言葉の選び方や、共同制作者との対話が作品の中心にあります。

「Your Skin」に込めた変化と音の余白

2026年8月5日、Mayaは3作目のシングル「Your Skin」を発表しました。

この曲は、Maya自身が初めて日本語と英語を織り交ぜて作詞した作品です。

題材となったのは、大切な人のもとを離れ、新しい環境で自分自身を見つけていく過程です。

離れた相手への思いや過去の寂しさだけでなく、新しい場所で経験を重ねたことで、自分自身が変わっていく姿が描かれています。

Mayaは楽曲発表時、離れた場所で得た新しい経験が自分を変え、その変化を受け入れることが曲の中心にあると説明しました。

興味深いのは、歌詞のテーマと音作りが結びついている点です。

Mayaは、相手の近くにいた場所から離れ、新しい街や環境へ進むという物語に合わせ、広い空間を感じさせるサウンドを意識したと語っています。

音の余白や広がりには、孤独や寂しさだけでなく、自由や成長していく感覚も込められています。

これは「ROMANTICIZE」で見られた、身近な物から情景を生み出す作詞方法とは、また異なる表現です。

「Your Skin」では、物語の舞台が変わる感覚を、歌詞だけでなく音の空間にも反映しています。

作品の内容に合わせて、言葉とサウンドの両方を組み立てていく。Mayaが歌唱だけではなく、楽曲全体の表現を考えるアーティストであることが伝わる作品です。

『LOST10』主題歌「LOST」へ|メジャーデビューの転機

2026年、Mayaの音楽活動に新たな転機が訪れました。

横浜流星主演のTBS系金曜ドラマ『LOST10』の主題歌を担当することが決まり、作品のために「LOST」を書き下ろしたのです。

同曲は2026年10月23日配信のメジャーデビュー曲として発表されました。

2025年の「Red Lights」が初のソロ配信シングルであるのに対し、「LOST」はメジャーレーベルからのデビューを示す作品です。

TikTokの歌声から主題歌への抜擢

『LOST10』は、2026年10月16日に放送が始まったヒューマンサスペンスドラマです。

主題歌の発表に先立ち、同年9月11日に公開された予告映像では、「LOST」の一部が使用されていました。

この予告映像をきっかけに、歌声の持ち主に関心が集まり、Mayaが主題歌を担当することが発表されました。

起用の背景には、MayaがTikTokで発信してきた歌声との出会いがありました。

『LOST10』のプロデューサーを務める新井順子は、Mayaの歌声を初めてTikTokで聴いたときの印象について、強く心を引かれたと語っています。

ソニーミュージックが公開したコメントでは、新井プロデューサーがMayaの声の響きに魅力を感じ、ドラマのミステリアスでスリリングな世界観を彩る歌声として期待を寄せていたことが分かります。

この起用は、2024年に菅野よう子やm-floがMayaの歌声に注目した出来事とも重なります。

いずれも、Mayaが自ら発信していた歌声が、別の音楽家や制作者に届いたことから生まれた仕事です。

自分で歌を投稿するところから始まった活動が、ドラマの世界観を表現する楽曲を書き下ろす仕事へと広がったことは、Mayaの音楽史における大きな転機です。

「すべてを疑う」という発想から生まれた楽曲

『LOST10』のために書き下ろされた「LOST」は、真実や正しさをめぐる葛藤を題材にしています。

Mayaが曲作りの出発点として挙げたのは、SNSを通じてさまざまな情報が広がる現代で、何を信じるべきなのか分からなくなる感覚でした。

目に見えるものや耳に入る言葉が、すべて真実とは限らない。だからこそ、一度立ち止まって疑うことが必要なのではないか。

そうした問題意識から、Mayaは「LOST」を書き始めました。

だからこそ「すべてを疑う」ことから、この曲を書きました。

出典:ソニーミュージック『LOST10』主題歌発表(2026年9月17日)に掲載されたMayaのコメント

楽曲では、正しい答えを探そうとするほど、自分自身が何者なのか分からなくなっていく葛藤が描かれています。

一方で、他人から与えられた答えをそのまま受け入れるのではなく、自分自身の心の中にあるものと向き合おうとする姿も表現されています。

音楽的には、重厚なビートによる緊張感と、広がりのあるドラマティックなサウンドが特徴です。

複数の人物の思いや真実が交錯するドラマの世界観と、楽曲に込められた疑い、迷い、信念というテーマが結びついています。

これまでのMayaは、「Red Lights」で恋愛の危険信号を、「ROMANTICIZE」で美化される過去を、「Your Skin」で環境の変化と成長を描いてきました。

それぞれ題材は異なりますが、複雑な感情を具体的な言葉や音の表現へ変えている点に、Mayaの創作活動の積み重ねが見えます。

「LOST」では、その表現がドラマの物語と結びつきました。

2026年10月23日のメジャーデビュー曲として発表された「LOST」は、幼少期から磨いてきた歌唱表現と、共同制作を通じて育ててきた作詞・作曲への取り組みが、ひとつの作品になった重要な節目です。

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